知恵のない者をどれほど教えたかしれない。 悟りをどれほど多く示したかしれない。
知恵のない者をどれほど教えたかしれない。悟りをどれほど多く示したかしれない。
思慮の足りない私を、ご親切にも、 いろいろ教え導いてくれたわけだ。
どんな忠告を知恵のない者に与え どんな策を多くの人に授けたというのか。
「まことに、あなたがたのみ、人である、 知恵はあなたがたと共に死ぬであろう。
しかしわたしも、あなたがたと同様に悟りをもつ。 わたしはあなたがたに劣らない。 だれがこのような事を知らないだろうか。
どうか、あなたがたは全く沈黙するように。 これがあなたがたの知恵であろう。
しかし、あなたがたは皆再び来るがよい、 わたしはあなたがたのうちに賢い者を見ないのだ。
「あなたは力のない者をどれほど助けたかしれない。 気力のない腕をどれほど救ったかしれない。
あなたはだれの助けによって言葉をだしたのか。 あなたから出たのはだれの霊なのか。
わたしの言葉はわが心の正しきを語り、 わたしのくちびるは真実をもってその知識を語る。
もし語ることがないなら、わたしに聞け、 黙せよ、わたしはあなたに知恵を教えよう」。
「無知の言葉をもって、 神の計りごとを暗くするこの者はだれか。
まことに、わたしのうちに助けはなく、 救われる望みは、わたしから追いやられた。
また、あなたがたの益になることは、公衆の前でも、また家々でも、すべてあますところなく話して聞かせ、また教え、
神のみ旨を皆あますところなく、あなたがたに伝えておいたからである。